小児への施術
始業式・入学式から２週間が経ち、
新入生やクラス替えなどで、
いろいろな方と出会い、
慣れ始めたころかなと感じます。
私も「患者さんのお悩みの症状を治す。」という仕事につき、
いろいろな方に出会ってきました。
今日は自分が施術人・治療人として、
初期の頃の話です。
その中の一人に
男の子の施術を担当しました。
骨折後の後療法（リハビリ）です。
あんまマッサージ指圧師は、
以前は作業などの療法士として
リハビリの仕事も兼ねていた時代もあります。
小児の施術において、
考えなくてはならないことの一つに
成長期である。ということです。
そして、小児は感受性が強く、
アプローチの仕方や
施術への恐怖心を取ることが重要です。
骨折で硬くなった患部など、
今後のその子の身体のことを考えると、
大事なリハビリ期間。
硬くなった筋肉を温めながら、
慎重にあんまやマッサージで
ほぐしていく毎日です。
一回一回が勝負です。
そして、その一回一回の施術の中で、
信頼関係を築いていくことです。
長期にわたりリハビリが続く中で、
患部の動く範囲も徐々に広がり、
動かすことでの痛みも無くなってきました。
そして、リハビリを卒業していきました。
ご本人も苦しいリハビリだったと思います。
自分としても、彼への施術を通じて
患者さんの立場に立って考え、
ベストを尽くしていく。
治療人としての礎です。
これからも
この礎を胸に、
鍼灸・あんま・マッサージなど、
できる力を使って、
患者さんと向き合っていきます。
八王子もみじ鍼灸治療室
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