灸（やいと）
お彼岸が過ぎて、
東京も桜（ソメイヨシノ）の開花を
ニュースで聞いた時期になりました。
ただ八王子も朝は寒い日々が続いています。
お彼岸のお中日であった
３月２１日は
『二日灸』でした。
『二日灸』とは、
旧暦（陰暦）の２月２日のことであり、
この日に灸をすえると
年中息災であると
いわれています。
私も最近、
患者さまに”お灸”を希望される方が
多くいらっしゃいます。
お灸？と思われる方の中には、
「熱そう！」「痕が残りそう！」
と悲観的に考えてらっしゃる方が
多いようです。
お灸も種類により、
点灸、知熱灸、台座灸、棒灸など
様々です。
先日もお灸を中心に施術された方が、
気持ちよかったせいか、
施術中に眠ってしまわれました。
またお灸を施した所が
血流が良くなって、
赤く色づくところも
屋号を”もみじ”にした
所以なんです。（^^）
お灸の合う方に関しては、
患者さまの体質にもよりますが、
特に
下肢に冷えを感じる方や、
ストレスを感じながら生活されている方、
立ち仕事の多い方などに
効果的ですし、患者さま方にも喜ばれます。
私も研究所時代の時には、
それぞれの症状により、
灸頭鍼をしたり、
お灸をベースとした施術を
行っていました。
私の経験としては、
鍼治療をした後に
お灸をすることにより、
良い効果をもたらすことが
多数みられました。
往診時は
なかなか煙との兼ね合いもあり、
頻度は稀でしたが、
今は患者さまに説明・同意のもと、
実施いたしています。
世間では『お灸女子』という
言葉があるように、
手足の経穴（ツボ）を用いて、
セルフケアをされる方が、
多いと聞きます。
最近では治療室も
お灸の後はもぐさの煙により、
ある意味アロマテラピーのように
感じてきたのは私だけでしょうか？
私も『お灸女子』に負けないように、
アンチエイジング!!
これからも己に
お灸をすえ続け
美容や養生に努めて、
格好いい年の重ね方をしたいです！
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