「鉄道」や「道路」と「東洋医学」

2015年3月14日に
JRのダイヤ改正が行われ、
前回のコラムでも、
少し書かせていただきました。

高速道路においても、
3月7日に、
『首都高速中央環状線』が
全線開通したり、
3月8日には、
『圏央道』の
寒川北インターチェンジ(以下IC)
-海老名ジャンクション(以下JCT)間が開通され、
3月29日は
『圏央道』の相模原ICが
新しく設けられます。

そこで、
今回は私もよく患者さまに、
お話していることを
書かせていただきます。

それは
鉄道の「路線」と「駅」や
有料道路の「道路」と
「IC]
「JCT」
「出入口」等

東洋医学の「経絡」と「経穴」(ツボ)
のお話です。

『人体』には12の正経
〔肝・心・脾・肺・腎・心包の陰経と
胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の陽経〕に
督脈・任脈を足した
14個の「経絡」があります。

その経絡に
361種類(1989年:WHOによる)の
「経穴」(ツボ)があるのです。

「経絡」とは、
・気血を運ぶ
・病気を運ぶ、防御する
などの働きがあり、その運ぶ通路となります。
鉄道・有料道路でいう”路線”にあたるでしょう。

「経穴」(ツボ)とは、
・その経路に反応(凹み・圧痛・くすみなど)があり、診断するポイント
・施術することにより、気血を調節するポイント
を意味しています。
鉄道でいう”駅”、
有料道路でいう
”IC” ”JCT” ”出入口” ”料金所” 等
と言えるでしょう。

つまり、気血の流れが滞ったり〔渋滞〕してしまうと、
その「経絡」上に、反応(凹み・圧痛・くすみなど)が表れます。
そのポイントが「経穴」(ツボ)といわれる場所にあたります。

例をあげると、
脚のすねにあたる[足三里]という
「経穴」(ツボ)がありますが、
胃経に属している〔合穴〕ため、
[足三里]を刺激すると、
胃にある気が上逆するのを抑え、
胃の働きを整えられるという訳です。
(『難経』六十四難、『鍼灸大成』四総穴歌による)

また「経穴」(ツボ)は、運動器疾患においても、
筋肉・神経における反応の出る個所でもあり、
鍼灸の施術においても有効なポイントです。

この他にも「経絡」や「経穴」に関しては、
いろいろ理論や考え方があるので、
また機会がありましたら、
書きたいと思います。

最後に様々な病気や
外傷性が原因ではないケガなどは、
気の流れ・血の流れの滞りが、
原因で引き起こすことが多いと考えます。

病気療養中の方、
疲労による首こり・肩こり・腰痛などでお困りの方、
原因が分からないけど、お身体がおツラい方、

八王子にある【もみじ鍼灸治療室】で、
鍼灸・あんま・マッサージ・光線療法にて、
気血の流れを良くして、
一日一日を楽しく過ごしていきましょう!!

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