筋肉のバランス力
表層の筋肉（アウター・マッスル）に重きをおいて
トレーニングをすると、
瞬発力が高まりますが、
動作をする際に、身体に負担になる場合があります。
そして年齢や消耗度などにより、
深層の筋肉（インナー・マッスル）への負担の度合いにより、
動作時に重だるさを感じる場合があります。
身体の芯が整わない状態で、
外側だけ筋繊維を太く（筋力をつける）することは、
バランス力が不安定になり、
すぐに疲れてしまったり、
転倒のリスクが高まります。
筋力というよりも、バランス力ですね。
施設時代も含め、
もし転倒してしまったら、
ご本人は痛いですし、
ご家族の方は心配し、
場合によっては負担や介助量が増えます。
治療・指導をしている私もつらい思いです。
そして場合によっては、
転倒の状況により、
大事故になってしまい、
日常生活能力の低下も起きてしまう場合があります。
ですが、
そのような方々は
一日一日の体力時間の進み方が違うので、
猶予がありません。
ご年配の方も年齢がお若い方も、
パフォーマンスを高めるためには、
表層の筋肉・深層の筋肉
どのように鍛えて、どのようにケアするのか？
負担の量をどのように判断し、効果を出していくのか？
治療をしていく以外にも、
体操・トレーニンングやリハビリ（機能訓練）は
とても重要だと感じています。
もみじ鍼灸治療室
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