“猫背”や“背中のこり”
来室された方の中で、背中に対する質問を受けることがあります。
特に「あの、猫背ですかねぇ?」「私は猫背だから・・・。」と意識をしているのですが、ご自身ではなかなか判断が難しい様子です。
日本人の体型は首が前に出ることが多いといわれています。その関係で頚部の負担が胸椎にかかり背中への負担につながってくることが猫背の要因と考えます。
もう一つが腰からの問題です。腰部を形成する腰椎・骨盤の骨の並びと固さが伝わって背中に影響を及ぼします。
特に骨盤のズレは数ミリ程しか可動範囲はありませんが、骨盤には筋肉が付着しているので、上半身にも下半身にも影響を及ぼします。
双方ともいえることは、まず筋肉に対してのアプローチをする。しかも骨を支持する筋肉に目的をおかないといけません。深層筋に対しては鍼灸を用いた施術が効果的と考えます。
それは鍼の長さを活かして筋肉を刺激して、灸による熱刺激により筋肉を緩めた後で、全体的な関節の位置を調整することにより、バランスを整えることがカギになります。
あとは患者様のその方に適した日常の気をつけるポイントを守っていただき、症状の改善に努めることが重要です
“猫背”や“背中のこり”に対して、鍼灸治療を受けて症状が改善することによって、新鮮な空気を吸って体内を浄化してみてはいかがでしょうか?
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